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12日会での講演

先週木曜日、「12日会」という市内で活動しておられる会の会合の席に呼ばれ、合理的配慮についてお話をさせていただいた。この会には色々な分野で活躍された(されている)方々が参加されており、元市長、元県議会議員、市議会議員、会社の社長、大学教授、等々多岐に亘るメンバーで構成されているようだ。話題は今年度から民間にも義務化された『合理的配慮』で、その経緯等も含め少し詳しく説明させていただいた。合理的配慮、聞いたことはあるが良く分からないという方が大半ではないかと思っている。「義務化されたから何が変わるの?」と?マークが飛び交っているだろうとも想像している。端的に言えることは、「誰もが暮らし易い社会構造へ繋がって行く」ということ。合理的配慮を語るときに対比としてアメリカが挙げられる。違って(多様)当たり前のアメリカと同じで(同質)当たり前の日本、それ故に視点が全く違うように感じている。出来ることに着目するのか、出来ないことに着目するのか、それによって全く違う世界ができるのだろう。 有田 信二郎