2021年8月10日
基本目標3に掲げているのは「住み慣れた地域で安心・安全に暮らしていける仕組みづくり」です。取組の柱として《必要とする支援やサービスが受けられる》と《いのちを支える支援を充実させる》の2つにより、安心と安全な地域社会を構築しようというものです。時代の変化と共に必要な支援やサービスも変化してきており、支援を必要とする人に適切なサービスの提供を行うという一方で、地域での見守りや支え合いという地域福祉力の向上も重要な要素となります。いち早く共生社会ホストタウンとして認定されたわが町、その目指すべき姿に向けて色々な課題を『我が事・丸ごと』の精神で皆さんと共に取り組んで行ければと願っています。
最後の基本目標4には「地域の誰一人取り残さない支援の基盤づくり」を掲げています。『誰一人取り残さない』は2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)での誓いであり、本市においてもこれを大きな目標として基本目標1~3の実施によりその基盤づくりを進めて行こうというものです。
本年度より5年間、この"第二次宇部市地域ふくしプラン"をベースに誰もが自分らしく暮らせる、そんな宇部市を目指して行ければと願います。
有田 信二郎