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会長の部屋

活動日記

随想録

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2021年8月3日

第二次宇部市地域ふくしプランについて(2)

基本目標2に掲げているのは「誰もが参加し、支援しあえる地域づくり」です。取組の柱としては《誰もが担い手になれる》と《活躍の場がある》の2つ。以前の意識調査の中に、ボランティアをやってみたいが実際の活動にうまく繋がっていないという結果がありました。近年よく言われるようになりました「自分の得意を地域で活かす」つまりプロボノ活動も意識しながら、地域住民それぞれがその人に合った形で地域福祉の担い手になっていただければと願っています。高齢化が進む社会、歳を重ねているが故の豊富な知識や経験あるいは技術を持つ方々が多くおられます。その人たちもプロボノとして地域を支える、そのような地域づくりができればきっと素晴らしい地域社会が形成されると信じています。また、コロナ禍によりデジタル社会が加速しています。リモートという言葉がある意味で当たり前になってくる世の中、今後は地域の中で生活しながら働いているという現役世代も増えてくると予想されています。このような方々にもできる範囲で地域福祉の担い手として活躍していただけることにも取組を進めてゆく必要があると思っています。

(次回に続く)

有田 信二郎