2020年12月4日
今日は興産ビル15階での仕事の日だ。いつもながら窓から外を眺めると、九州が良く見える。国東半島突端にある姫島もくっきりと見え、洋上に浮かぶ航空母艦のようなその姿はランドマークのような存在に思える。そこではどんな人たちが暮らしており、どのような生活があるのだろうかとちょっと調べてみた。ここは古事記にも出てくる島だそうで、現在の人口は2000人弱、漁業や観光を主な産業としているようだ。こんなに近くに見えるところなのだが私には未知に近くて遠い場所だ。
眼下の市街地に目を移すと、小型循環バスが真締川沿いから出てきて尾中病院方向へと曲がっていった。師走というのに行き交う車の数はそんなに多くなく、のんびりした風景にちょっとした寂しさも感じる。コロナがその猛威の手を緩めず、感染拡大と戦う日々ではあるが、自分なりの楽しみを見つけ・創り出し、新たな年を迎える準備をしていきたい。
有田 信二郎