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会長の部屋

活動日記

随想録

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2018年6月11日

学童保育の課題

最近、頭を悩ませている大きな課題の一つが学童保育の支援員の不足だ。

現在、本会では市内13校区で約1,300人の学童の放課後支援(学童保育)を行っているが、各クラブで実際に子供たちに接している支援員が慢性的に不足しているのが現状である。ハローワークや新聞等を通じて広く募集はしているが、手を挙げていただける方があまり居られないということ。地域には、現役を一旦リタイヤした方がたくさん居られるはずなのに、なぜかマッチングがうまくいかない。子供たちは正しく地域の宝、未来の社会を支える人材である。また、その親たちも現在の社会を支える人材として日々一生懸命それぞれの仕事に励んでおられるので、その親たちが安心して仕事に打ち込めるためにも学童保育は不可欠なものなのだが、支援員の不足はその運営に大きな支障をきたすことになってしまいかねない。私も高齢者の仲間入りをしているが、自分たちの将来の安定のためにもリタイヤ組の方々には持てる力を少し学童保育に向けていただければと願っている。

本会では他にも「子育てサークル」を運営しており、たくさんの乳幼児が母親と(たまに父親と)共に毎日利用されており、宇部市総合福祉会館内に子供たちの声が響き渡っている。子供たちの声は未来を夢にさせてくれる嬉しい響きがある。時間に余裕のある方々に是非ともこの子たちへの支援を切に願っています。

有田 信二郎

うべっぽ