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会長の部屋

活動日記

随想録

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2020年2月21日

ダウン症親の会

先日の日曜日、ダウン症の子を持つ親の会の会合に呼ばれ、成年後見制度や一口後見人プロジェクト(宇部独自の取組)についてお話をした。この会に所属する障害当事者の年齢は22歳を筆頭に一番小さなお子さんは1歳とのことだった。その親たちとゆっくりと話ができるようにと、市内の大学生たちがボランティアで参加して子供たちの世話をしてくれており、見ていてうれしい感情が湧きあがってきた。
親にとって我が子の将来は最大の関心事の一つであり、特に障害があると特に強くなるものだ。そして最後のテーマとなる『親亡き後』は尽きぬ課題である。当日参加された親たちも同様で、だからこそ成年後見というずっと先の事ではあるが、その必要性について関心を持ち、早い内から学んでおこうということなのだろう。
話し合いが終わった後、ある夫婦がもう直ぐ2歳というお子さんを抱っこして近寄って来られた。私のことをご存じだったようで、「お会いできて光栄です」というような感じで話しかけてこられ、色々と質問もお受けした。現在41歳になる我が子(最重度の知的障害と強度の自閉症)が小さい頃の自分の姿を見るような感じだった。

有田 信二郎