2019年6月26日
先日、地元の学校法人の学園祭に招待され、久しぶりに若者のエネルギーを肌で感じる機会を得ました。中高一貫校の学園で、5階建ての学舎では陸上競技の記録を実寸法で表示していたり、系列大学の紹介、はたまた理科教室では葉っぱの葉脈を浮き立たせる体験室等々、学生さんたちの工夫を楽しむことができました。その中で、陸上競技の記録のところでは、まず廊下に凄く長い線が引いてあり所々に足形が貼り付けてありました。それは三段跳びの記録18m29cmでした。数字だけでは実感の湧かなかったものが、そのように実寸法で表示されるとその超人的な跳躍力(飛距離)に圧倒されました。教室のドアを開けて中に入ると、今度は天井に届かんとばかりに掲げられた水平棒、走り高跳びの記録2m45cm。こんな高さまで人は飛び越えられるのだと驚嘆した次第。テレビ観戦では全く分からなかったその凄さ(としか言いようがない)に、このような表示をしてみようと考えられた生徒の発想力に敬服した次第です。
その他にも、バザーや飲食販売、ステージイベント、・・・たくさんの出し物で大盛況な雰囲気を味わい、何より人のエネルギーを久々に感じることができました。
次に案内された学園と宇部市の歴史を写真等で辿る部屋では、宇部育ちの私にとって懐かしい思い出が走馬灯のように頭の中を過って行きました。スポーツでも頑張っている同校、校長先生は女子バスケの監督、また副校長は女子ソフトボールの監督をしておられたとのことで、先生方も一緒に頑張っておられることを改めて知る良い機会となりました。
有田 信二郎