2019年4月26日
平成の時代もあと5日で幕を閉じ、新たなる時代『令和』の幕が開くことになる。個人的な思いだが、世界に追いつけ・追い越せとばかりにガムシャラに働き、右肩上がりの経済情勢の中で生活環境やスタイルが激変してきた昭和の時代。そしてバブル崩壊後の低迷と災害が多発した一方で戦争という災難に巻き込まれなかった平成の時代。次なる令和の時代が如何なるものになるのか、期待と共に不安も頭をよぎる。科学の進歩が速度を増し、人間の時間軸を飛び越えてゆく漠然とした不安を抱いているのは私一人ではないだろう。令和という時代が「秩序」と「調和」を規範に進んで行き、人間が人間たる立ち位置をしっかりと確立して、新たなる秩序と調和の中で、誰もが自分らしく暮らせる世の中になることを切望している。AIやロボット技術が進展する中では格差のさらなる拡大が懸念されるが、それを払拭できるような共生社会を如何に構築してゆくのか・ゆけるのか、社会福祉協議会もこの課題を真正面から受け止め、挑戦して行く必要があるだろう。
来る『令和』がより良い時代でありますように・・・
有田 信二郎