2024年12月3日
今年も後一ヶ月、暑かった日々が過ぎあっという間に12月になった。街中ではクリスマスソングも流れるようになって、年の瀬が近づいて来ていることを感じている。随想録に書いているように長い間プラントビジネスに従事し、年末になるとクリスマスカードにサインをするという行事が待っていた。世界が相手のビジネスなので仕事を通じて知り合った人たちへ挨拶を兼ねたメッセージカードを毎年送るのも重要な仕事の一つ。この人にはこの絵柄、あの人にはこっちの絵柄をとカード選びから始まり、手書きのメッセージも入れながら相手の顔を思い出してサインをし、またいつか会える日を楽しみにしていたものだ。
メッセージの最後は「Merry Christmas and a Happy New Year!」そして「Best wishes」の後にサインを入れる。世界は紛争や自国主義等で不安が増しているように感じている。クリスマスカードの結びの言葉が人々の心に届き、優しい世界に向かうことを願う。
有田 信二郎