2024年11月26日
宇部市の総合福祉会館は来年3月をもって閉館となる。色々な思い出がたくさん詰まった、正に地域福祉のシンボル的存在。毎年3月には「うべ福祉まつり」として館内挙げての一大イベントが開催されてきた。その主催者である宇部市ボランティア連絡協議会が"福祉会館想い出川柳"を市民から募る企画が進んでいるようだ。40年近くに亘りこの会館を活用して開催され続けてきた福祉まつりだが、シンボル的存在の建物が無くなった後に残る空虚感が今後どのように未来に繋がってゆくのかが気になるところだ。
以前書いたことだが私自身もこの福祉まつりに当事者として参加した思い出がある。その頃はなごり雪が時々降ってきた記憶もある。建築物はその耐用年数を終えると寿命が尽きるのは致し方ないが、新たな福祉の拠点が次なるシンボルとして根付くことを期待したい。
有田 信二郎