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活動日記

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2024年11月19日

市民意識調査

今年の市民意識調査の結果が発表された。それによると、「住みやすい」と答えた方が88.2%、「住み続けたい」が80%とかなり高い比率になっており、市民の皆さんの宇部市に対する思いを垣間見た感じがした。公共交通の不便さがあるものの自然災害が少ないことが一つの要因のようだ。年代別で見ると、「住みやすい」と答えた方は年代による大きな差はないものの「住み続けたい」については18歳から29歳が66.6%と若年層で低くなっている。

福祉の分野では「人権が尊重されている」が56%、「支え合いの仕組みや自分らしく暮らせる環境が整っている」が51.5%、「障害への理解」が43.4%と半数前後に留まっている。2025年問題として喧伝されている団塊の世代の全員が後期高齢者になる来年、"だから大変"ではなく彼等が持てる力を出し続け、誰もが自分らしく暮らせる地域社会が進んで欲しい。また、今年から義務化された障がい者への合理的配慮が浸透し、障がいの有無に関わらず共に支え合う共生社会となるよう本会としても頑張ってゆきたい。

有田 信二郎