2024年5月28日
前回に引き続き、宇部市内で活動されている団体の総会に来賓出席した。先週金曜日は宇部市老人クラブ連合会、日曜日には宇部市腎友会とそれぞれの総会で挨拶させていただいた。老人クラブでは会長さんの挨拶で会員数の減少を話され、現在2000人を切ってしまったとのことだった。健康寿命の増進や生涯現役、等々の活動に積極的に取り組まれている団体ゆえに、高齢社会が進むわが町での積極的な活動の更なる展開を期待している。腎友会でも会員数の低迷を話されていた。会長さんによると透析患者数は宇部市内で560名程度とのこと。会員数の減少は他のボランティア団体等においても同様だと聞き及んでいる。福祉制度が整って来ているせいなのかどうかは承知していないが、必要な事や未整備の状態については声を出して行かねば届かないと思っている。今年度から合理的配慮が民間にも義務化されているが、果たしてどれくらいの人がこれを意識しているのだろうか。時代と共にニーズも違ってくる。当事者からの発信が今まで以上に重要となって来るのだろう。
有田 信二郎