2024年4月16日
私の家の近くに梅田川という小さな川がある。毎日の散歩で、最近色々な水鳥たちを見かけるようになった。かなり前から白鷺や青鷺が餌の小魚を取っている姿が見られるようになり、津和野まで出かける必要が無くなっている。最近では、鴨や川鵜そして番いのオシドリ、ある時はきれいなカワセミも目撃した。川の中には大きな鯉をはじめ沢山の魚たち、満潮時にはボラの姿も見かける。昔はヘドロが溜まり、発生したガスの泡がプク・プクと水面を波立たせるような汚い川だったが、娘が小学生の頃に「川をきれいに!」ということで鯉を放流した。下水道の整備も進んだお陰で、当時の放流鯉の子孫たち(たぶん)がきれいになった川面に姿を見せながら悠々と泳いでいる。水の上には鳥たち。冬場には冬眠していた亀たちも気温の上昇と共に姿を見せ始めている。散歩しながら、それらの小動物を眺めるのが日課の一つになってきた。
有田 信二郎