2024年1月30日
年が明け、色々な団体さんが新年の集いを開催されている。枕詞のように「4年振りの○○」と久々のフルでの開催を喜んでおられるように感じている。先週末も宇部市ボランティア連絡協議会および宇部市視覚障害者福祉協会に来賓出席した。ボ連協は会員数が9800人程度とのことを会長さんがお話しされていた。なんと宇部市民の6%くらいが参加されていることになり、存在感の大きい組織体だ。3月には恒例の『うべ福祉まつり』が大々的に開催されることになっている。視覚協への出席も毎年案内を頂き参加させていただいている。会長さんの足元には3代目となる盲導犬が静かに伏せて、出番となる時を待っていた。会長さんから聞いたのだが、昨年12月に2代目からバトンタッチを受けた若いラブラドール。名前は「イゴール」というそうだ。外出時はイゴール君に支援してもらう一方で生活面では会長さんが支援、正に"共に生きる"を実践されておられるのだろう。今年4月から合理的配慮が民間にも義務化される。障害の有無にかかわらず、共に生きる(活きる)社会へと繋がってゆく新たな転換点となるのだろう。
有田 信二郎