文字サイズ小 中 大
トップ > 会長の部屋 > 発達障害の研修会

会長の部屋

活動日記

随想録

会長の部屋

活動日記

2023年11月28日

発達障害の研修会

先週、本会並びに宇部市発達障害等相談センターそらいろ、宇部市障害者ケア協議会発達障害部会の3者共催で研修会を行った。テーマは当事者の声を聞くことに主眼を置いたもので、昨年に引き続き開催したもの。今回は障害者支援事業所に通っておられる当事者2名に登壇いただき、生の声を聞くことができた。数年前に国が行った調査では、小中学校の生徒の中に発達障害の可能性のある子供が8.8%(10年前の調査では6.3%)との結果も公表されている。大人になった2名の当事者から話を聞くことができたのだが、印象に残った言葉をいくつか紹介すると、「発達障害と診断されてホッとした」「自分一人ではないのだ」「他人と違うという感覚を言語化できない苦労」「目からの情報を望む」・・・。当事者ゆえの思いや感覚、また要望を色々と聞くことかできた有意義な研修会であった。

有田 信二郎