2023年6月27日
先週、宇部市ボランティア連絡協議会総会と宇部薬剤師会懇親会に出席した。コロナが5類に格下げとなったお陰か、参加者が多くおられたように感じた。総会では来賓挨拶をさせていただき、DX社会が急速に進みつつあるが『心』を大事にして共に歩みを進めて行きたいという私の思いを述べた。薬剤師会では久しぶりの懇親会であり飲食を共にしながらの懇談に花が咲き、やっと日常が戻ってきたのだなと実感。
コロナ禍に関して、ある会報誌を拝見した。宇部市にある「在宅障害者と家族を支援する会」のものだ。冒頭の会長挨拶にコロナ禍における障害児・者家族の悲痛な叫び「コロナで我慢している心が壊れそう」という打ち明け話が紹介されていた。色々なことが制限され、サービスが減ったり、出かけること・会食することも躊躇する日々、精神的に追い詰められることがあってもおかしくない時期でしたと会長さんは書かれていた。コロナ禍がもたらした数々の苦悩は計り知れないものだったと思う。新たな日常が戻ってきた今、障害のある方やそのご家族が少しでも暮らし易い環境になることを願いつつ、コロナの終息を心から願っている。
有田 信二郎