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会長の部屋

活動日記

随想録

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2023年4月4日

新年度を迎えて

今年の桜、今が満開の様相だ。宇部市は他のところより開花が少し遅れていたお陰で、新年度スタートの今が盛りという感じである。本会は体制も大きく変わり、心新たな漕ぎ出しとなった。前局長並びに多くの職員たちの尽力のお陰で財務状況の改善が図られ、業務の取捨選択も進んできている。そのベースの上で時代の変化に沿った地域福祉の向上を目指して行きたいと思う。

以前にも書いたことだが、チャットAIChat GPT)がオープンになってから対抗AIが出現し、AI化が急速に進みつつある一方で、著名人たちがこれに警鈴を鳴らすという状況も起きている。果たして、どのような未来が待っているのか、その時に人間の立ち位置はどうなっているのか、期待と不安が入り混じった心内は相変わらずだ。

先日の将棋王将戦で羽生善治九段の言葉が頭に残っている。いち早くからコンピュータに注目し活用してきた彼だが、AI世代の藤井聡太王将に敗北となったが勝負は白熱。羽生九段が勝った対局の際に報道された言葉が「人間同士の戦いに引き込んだ」というような内容だった。ここに何かヒントがあるように感じている。

有田 信二郎