2023年3月17日
NHKの番組で"時間"をテーマにその神秘を深堀していた。それによると時間というものを感じ取れるのは人間のみだとのこと。『今』という時間は0.1秒程度だそうだ。そして、今を認識できるからこそ過去があり未来があると。その他の生物は今を生きてはいるが、今を感じ取れてはいないといっていた。我が家の愛犬（トイプードル）を思い浮かべると、家族が不在の時は静かに寝ており（たぶん）、帰宅すると喜んで飛びついてくる。彼にとっては家族が不在の時は「誰もいない」という状態であり、帰宅したときは「誰かがいる」という状態なのだろう。時間の経過や長さとは関係なく・・・。人間にはこの時間を認知できる能力が備わっている故に、過去を振り返ったり未来を予測した行動を取ったりでき、地球上でこれほどの繁栄を築き上げてこられたのであろう。刻々と進む"今"を大事に、過ぎ去った時間（過去）を見つめながらやってくる時間（未来）を自分なりに創ってゆきたい。
有田 信二郎
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