文字サイズ小 中 大
トップ > 会長の部屋 > 惑星の活用

会長の部屋

活動日記

随想録

会長の部屋

活動日記

2023年1月25日

惑星の活用

前回はAIについて書いてみたが、現実社会においても地球という枠を超えた計画が進んでいる。アメリカ主導のアルテミス計画に我が国も積極的に参加し、月面の低重力下でも活動できるような駆動車や水処理のような日本の得意技術を生かそうとしているとのことのようだ。報道によると2040年には月面に人が住んでいる状態も目指しているとか。月の資源を活用したビジネスも行われ、地球と月との間でビジネス関係者が行き来する、そんな世界が夢見られている。2040年といえば後17年、メタバースの変革と共にリアル社会の変革も急速に進んでいるのだなと、期待と共に若干の怖さも感じている。

現在の世界人口は約80億人とのことで、まだまだ増え続け100億人を超えるところまで行くと。それだけの人口を地球だけでは支えきれず、それ故に、月を活用してその先の火星まで手を伸ばそうとしているという報道を耳にすると、昔に見たSF映画の場面が頭に浮かぶ。今72歳の私は、どこまでの変化を見ることができるのだろうか?

有田 信二郎