2022年12月13日
今年の漢字が発表された。"戦"という字だった。確かにウクライナでの戦争状態が継続しており、コロナとの戦いもまだまだ続いている、そんな世の中だからこの漢字が一番になったのだろうとは思うが、時計の針が戻った感じがしている。人間、十人十色であるゆえに争いというものは避けられないのだろうが、その解決は"戦"ではなく"論"という手段で図って欲しいと願う。私が思い浮かべる漢字一文字は、世の中が再び動き始めたので"動"、新たな時代へと急速に進みだしたので"進"、あるいはDXやGX等で象徴される変化が起きているので"変"というような字であって欲しい。来年は、さて、何という字になるのだろうか。
有田 信二郎