2022年6月10日
あるニュース記事が目に飛び込んできた。なんと0.5mmのロボットができたそうな。こんなに小さなサイズなのに自在に動けるロボットができたこと、何という時代の到来だと驚いた。確かに、いつかはそうなるだろうなとは思っていたが、それが現実になったことは科学の急速な進展を肌身に感じている。私の年代の方なら「ミクロの決死圏」という映画を思い出す方も多いことだろう。詳しい内容は忘れてしまったが、治療不能な病を解決するため、4,5人が乗った宇宙船のようなカプセルを極小化(ドラえもんのスモールライトを想像して下さい)して血管内に挿入。そのカプセルが病巣を駆逐して、涙と共に目から脱出するといったストーリーだったと記憶している。このロボット、夢物語であったことを現実のものへとしてくれるのであろう。私の人生、もうすぐ72年になるが、この短い時間の流れ(私の中で)でここまで変わってくるのだなと感じている。
有田 信二郎