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会長の部屋

活動日記

随想録

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2018年8月6日

手話の普及

聴覚障がいのある方々からの要望として、医療関係機関での手話の普及があります。

そこで、宇部市内の医療関係団体である、医師会、歯科医師会、薬剤師会の各団体に声掛けをさせていただきました。最初の取り組みとして、今年2月に医師会主催の手話講習会が企画され、本会の専門職が講師となって講習会が執り行われました。参加者からは、とても良い評価を頂けたと記憶しています。これに引き続き、今月(8月)には薬剤師会主催の手話講習会が、そして9月には歯科医師会主催の講習会がそれぞれ企画されており、私としてもとてもありがたい動きが進んでいます。また、医師会に関しては、当該講習会の第2弾、第3弾と継続的な講習会に前向きなお考えを示していただき、本会も一緒に歩みを進めさせていただくことにしています。

聞き及んでいる情報では、手話通訳依頼の半数は医療機関に関するものだそうです。医師会、歯科医師会、薬剤師会での手話の普及が進んで行けば、聴覚障がいのある方々にとって、より安心できる地域環境が醸成されてくると確信しています。一歩一歩の進み方ではありますが、社会福祉協議会なればこその強みを活かして、『誰もが自分らしく暮らせる社会』に少しでも近づけるように、頑張ってまいります。

有田 信二郎