2023年5月2日
チャットGPTについては昨年末に少し触れたが、公開から半年弱の現在、大きな話題となってきている。また、これに対抗するようなAIも出現しており、隣国においても独自のものが作られているようだ。人間がこれらのAIをどのようにすべきかについて先日のG7の担当相会議においても大きな話題となっている。ただ、不安やリスクはあるものの、この新たな(画期的)技術を使わないという選択肢はないと思われる。私も登録し、チャットAIに質問を色々と投げかけてみた。その反応の速さに先ずは驚かされたが、すごいものができたのだなと実感している。試しに、「青春を振り返るような歌詞を作って」とお願いすると、直ぐに適切な歌詞を作ってくれた。私では思いつかないような良いものだった。ちなみに、「AIと人間の共存」という質問を投げかけると、『人間の得意分野を生かす』と回答してきた。文中に書かれていたのは「AIは膨大なデータを扱うことが得意ですが、人間の感性や思考力には及びません。人間の得意分野であるクリエイティブな活動や感性的な判断が必要とされる分野に人間が取組み、AIと共存することが重要です」と。AIの進歩はスピード感を増して進むので、人間力を常に意識してゆく必要があるのだろう。
有田 信二郎