2022年8月15日
太平洋戦争が終わって77年となった。もうすぐ72歳になる私も戦後生まれ。長い年月、日本は戦争という悲惨な戦いをせずに済んでいる。親から戦争についての体験談を聞くことがほとんどなかったが、子供の頃にはあちらこちらに爆弾の痕があり、ため池の状態となっていたことを思い出す。もう一つの記憶として残っているのが食べ物。農業もやっていたので空腹ということは無かったが、お菓子や果物というようなものはあまり口に出来なかった。子供の頃「大きくなったらお菓子屋さんになる」という夢を抱いていた記憶も鮮明に残っている。戦後77年の節目の日、この平和な状態が今後も長く続くことを切に願っている。
有田 信二郎