2023年11月14日
50年前の本日、関門大橋が開通した。それまでは海底を通る関門トンネルだけだったが、海上に大きな吊り橋が架かり、景色を見ながら九州との往来ができるようになった。開通当時、車の免許を取ったばかりであった私は、是非とも見に行こうと買ったばかりの中古車(ファミリアという車)で出かけた。今では笑い話だが、「ガソリンを満タンに入れはしたが、下関まで燃料は持つだろうか?」と真剣に心配した記憶がある。当時の車は燃費が良くなかったように思う。また、スピードもあまりでず、1300CCのエンジンだったがアクセル全開でも90km/h出るかどうかくらいだった。技術の進歩はすごいものだ。関門大橋の下までたどり着き、できたばかりの吊り橋を下から眺めた。
あれから50年、世の中は一変し、全てのものがスピードを増している。
有田 信二郎