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山口大学医学部で手話の体験授業

2024/5/20

活動レポート

山口大学医学部医学科1年の110人が「医学入門」の授業の中で「医療の場におけるコミュニケーション技法」などについて学んでいます。

 34回目となる57日(火)は冒頭で、大学院医学系研究科医学教育学講座の白澤文吾教授から、ご自身が聞こえない患者を手術されたときのお話しがあり、医学生が手話を学ぶことの必要性や大切さ、聴覚障がいの理解や聞こえない患者への接し方などを学んで欲しいとあいさつがありました。

今回も講師として前半は、聴覚障がいの定義や分類、聴覚障がいゆえに起こる生活上の不便や受ける不利益、聴覚障がい者のコミュニケーション方法の種類、障がい者に関する法・制度の変化などを説明し、後半は実際に医療機関で必要と思われる基本的な手話単語と表現を指導し、その後みなさんに実演してもらいました。

 医師が手話で直接、聴覚障がいの患者に話しかけていただくと、それがどのような手話であっても聴覚障がい者の喜びは大きく、安心して受診できるようになります。
今回、授業を受けられた医学生のみなさんの、少しでもお役に立てばと思っています。

お問い合わせ

コミュニケーション支援室
TEL:0836-35-7608 FAX:0836-35-9093

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