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2024/5/28
今回は第5回目の放送についてご紹介します。
4月29日〈第5回の放送内容〉
コミュニケーション支援室から2名が出演し、担当業務についてお話をしました。
手話通訳業務を中心として、広くコミュニケーションに障がいがある人の支援を目的に平成30年にコミュニケーション支援室は開設されました。
手話は聴覚障がい者の言語で、聴覚障がい者の日常生活に欠かせないコミュニケーション手段です。身振り、口話等を交えて手を動かしていただければ聴覚障がい者との距離がぐっと縮まります。一方、同じ聴覚障がい者でも文字でコミュニケーションを取られる人もおられ、そのような人は要約筆記を利用して文字で筆談をします。
令和3年5月に、障がいを理由とする差別の解消の推進に関する法律が改正され、今年4月から民間事業所も合理的配慮が義務になりました。障がいがあってもなくてもお互いを認め合って一緒に生きていける社会になってほしいと思っています。
また、本会では、「宇部市地域活動支援センター」を開設し、地域と関われない障がい者が社会参加の一歩を踏み出せるよう支援しています。
手話のこと、障がい者のコミュニケーションに関すること、地域活動支援センターのことなど、遠慮なくご相談ください。
当事者、家族、周囲の人たち、誰もが助け合える宇部市になってほしいと心から願っています。今回の放送を聴かれた方が、手話や合理的配慮について少しでも関心を持ってくださればうれしいです。