~よりきめ細やかな 福祉のまちづくりを目指して~
福祉委員は、身近な地域における福祉活動の推進者です。本会が実施する地域福祉事業の一つとして位置づけ、現在宇部市内において約811名(令和5年度)が福祉委員として本会と各地区社会福祉協議会の連名による委嘱を受け活動をしています。
福祉委員は自治会に1人以上、自治会長の推薦により選出され、任期は3年となっています。
福祉委員に期待される役割
福祉委員の役割を果すために、ひとり暮らしの高齢者宅への訪問、サロンの開催など地域の状況に応じて様々な活動をしています。
<参考>
<宇部市地区福祉委員会連絡協議会>
令和元年10月23日(水)に各地区福祉委員会相互の情報交換や活動を支援し、住民のための福祉委員活動を強化することを目的に、宇部市地区福祉委員会連絡協議会が設立されました。
福祉委員は、地域住民と共に福祉のまちづくりを推進することを目的に、地区社会福祉協議会、自治会長、民生児童委員等と協力して、次のような活動を行います。
訪問活動や日常の生活の中で、自らの目で「視」、耳で「聴く」こと、また自治会、町内会での集会などで「生の声」を聴くことなどによって、地域内の状況や福祉問題等を把握する活動があります。例えば、自分の地域の中に
などがいないか改めて自分の住む地域を見渡してみることが福祉委員活動の第一歩です。
ひとり暮らし高齢者や障がい者(児)、母子・父子家庭など、日常的に支援を必要とする人が、住み慣れた地域で安心した生活ができるように見守り支援体制(ネットワーク活動)を地区社会福祉協議会が中心となり、実践していますが、福祉委員はその体制の要となる見守り訪問活動を実践します。
活動を実践するにあたっては、相手への深い理解と、相手の人格を常に尊重することが必要であり、対象者との信頼関係が何よりも大切になります。
したがって活動上知りえた秘密(プライバシー)を口外したり、活動の中で約束したことは必ず果たすなど、責任ある活動が必要です。
把握した福祉ニーズなどについては、民生児童委員などの関係者に定期的あるいは随時連絡することが必要です。
このことは、福祉問題を抱えている人について関係者が連携して、総合的な援助活動を行うために大変重要なことです。
特に複雑な福祉問題等については、一人で決して抱え込まず、関係者に相談しながら協働して解決していくことが必要です。
日常的な見守り訪問活動に合わせて、地区社会福祉協議会が行う「ふれあい・いきいきサロン」等の諸事業や行事への参加・協力を行うことも必要です。
こうした、諸行事への参加・協力を通して、自分の住む地域の社会資源(施設や人、サービス等)を把握し、相手への情報提供につなげるとともに、関係者同士の情報交換等も行うことができます。
(1)福祉委員だより手渡し運動
「福祉委員だより手渡し運動」は見守り活動の一環で、福祉委員がちょっと気になる方(見守りや支援が必要そうな方)を訪問し、「福祉委員だより」を手渡すとともに、安否活動などを行う活動です。
過去3ヶ月掲載
(2)ふくし連絡票など
・福祉連絡票・・・活動で把握した課題等を関係機関につなぐためのツールです。
ふくし連絡票(表)(186KB)
ふくし連絡票(裏)(136KB)
・あいさつカード・・・福祉委員がはじめて訪問する時に活用できる名刺のようなものです。
※連絡先を入れる等使いやすいように加工してご活用ください。
・訪問カード・・・福祉委員が訪問して、面会できなかったときに、訪問目的を相手に知らせるためのカードです。
(3)地区の活動事例(うべし社協だより抜粋)
地域福祉課 地域福祉係
TEL:0836-33-3134 FAX:0836-22-4392