先日、楽しみにしていたドラマが終了してしまいました。
内容は聴覚障害者の父と聴者の娘の物語です。
その親子の住む町が都市開発により立ち退きを求められて行く中で、その町の住民と都市開発側の職員との心の交流を盛り込んだ内容で話が進んでいくものでした。
その番組を観て私が受けた想いです。
聴覚障害者への偏見を思い知らされた。
・勝手にかわいそうと思ってしまう事。
・勝手に無理であると決めつけてしまう事。
・考えたことが無かった、聴覚障害者の家族の事。
また、町の住民への対応の難しさについても痛感した。
・住民の想いをどこまでくみ取れるか。
・どこまで寄り添えられるか。
・住民側の視線でどこまで考えられるか。
大好きな町を守ろうとする住民と、それを理解しながら、好きになった住民のために葛藤する職員の姿から難しさを感じながらも、素直に感動していました。
確かに、これはドラマであり、ストーリーがあるドラマであるため、現実社会にはそのまま持ち込めないと思いましたが、色々と考えるとても良い機会となりました。
タイトルの「しずかちゃん」=漢字表記で「静」ちゃん。
聴覚障害者の両親が聴者の娘につけた名前にも意味深さを感じています。
残念なことにこのドラマも終わってしまいましたが、機会があれば是非皆さんにも観てほしいと思う作品でした。
投稿者 生活支援課 DMP