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職員のつぶやき

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「泥を見ずに人を見よ」

  • 2021年11月26日
  • 総務課

令和31122日(月)に「被災地に寄り添う災害ボランティアセンター運営」研修会が開催され、本会からは私を含め職員5人が参加しました。Zoomによるオンライン形式で、災害ボランティアセンターの基本的な考え方等について学びました。

災害ボランティアセンターとは、被災者を支援しようとするボランティアとボランティアの手助けを必要とする被災者をつなぐ組織で、被災された方の生活再建を目的としています。災害が起こり必要と判断された際に立ち上げられ、社協が主体となり設置・運営します。

私が、今回の研修で最も印象に残ったのは「泥を見ずに人を見よ」という言葉です。この言葉の意味は、「泥かき等は被災者の生活再建の一手段に過ぎず、被災者に寄り添った支援が大切である」ということです。災害ボランティア活動といえば、泥かきやがれき撤去のイメージが強いかもしれませんが、これらはほんの一部で話し相手や炊き出し、ペットの世話など他にもたくさんの活動があります。被災者一人ひとりのニーズをくみ取り、適切な支援を行うことが大切であると感じました。

また、昨今のコロナ禍における災害ボランティアセンターの運営では、県をまたいでのボランティアの受入れが難しく、より「地元の力」が必要となります。今回の研修を受け、次は地元の力をつけるための平時の取組について勉強したいと考えています。

災害の現場では様々なニーズがあり、誰にでもできる活動が必ずあります。このつぶやきを読まれた方が少しでも災害ボランティアに興味を持ってくださると幸いです。

投稿者 総務課 ピカピカの社会人1年生

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