令和3年5月26日~27日、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク/JVOAD主催の「第五回災害時の連携を考える全国フォーラム(オンライン)」に本会から5名の職員がWeb会議サービス「Zoom」を利用して参加しました。これからリレー形式でそれぞれの所感をつぶやいていきます。
トップバッターはコミュニケーション支援室のあじゅがです。
今回はコロナ禍ということで、完全オンラインでの開催となりました。主催者からは、いままで参加できなかった遠方の参加者も多かったとあり、対面での開催ができないなかでも開催することの意義を考えさせられました。
災害が起こったときの大変だったこと、改善点なども多く学ぶことができましたが、特に心に残ったのは、平時の繋がりが有事の助けとなることでした。当たり前のようですが、以前有事が来た体験を当事者として受け止めた人やその時の体験を胸に防災活動を継続している人がどれほどいるでしょうか。
有事のために平時から備える。備えるという言葉がどこまでを想定しているのか。事が起こったとき、誰が、どのように動くか、どこまで具体化されているのでしょうか。
いつどこで大きな災害が起こるか分からない。自分や大切な人が巻き込まれるか分かりません。せめて自分や大切な人が災害に直面したときにどうするか、考える必要があります。
新型コロナウイルスにより、避難所運営や災害時のボランティア派遣等に県外・市外からの応援が望めない場合も想定されます。
当事者として大災害を経験したことがないため、有事の際のノウハウもない。災害への危機感はあれど、どう繋がればいいか分からないまま模索している人や団体も多くありました。まず動くことができるところから動き、繋がり、活動を広げていく。いつ災害が起こるかわからないから、いま動くことの大切さを学びました。
投稿者 コミュニケーション支援室 あじゅが