子どもの頃、夏休み中の8月21日は毎年登校日だった。子どもの頃も暑かったが、当時はそれほど暑いとは感じなかった。
私の育った地域では8月21日にお大師講があり、登校日の帰り道、近所の友だちと「お接待」に行く時間やお接待が回る順番など話しながら帰るのが楽しみだった。
早々に昼食を済ませると、袋に米を入れてもらい「とうや」へ安置されたお大師様へお参りに行く。持参したお米を一握り供え、お参りを済ますとお接待(お菓子)をいただき、次のお大師様へと田舎道を歩いて行く。子どもの数も多かった時代で、子どもらは集まったり離れたりしながら賑やかな午後のひと時だった。
お大師講は信仰心による宗教行事だと思っていたが、長じて主婦だけが集まって食事をこしらえ、夜は念仏を唱える様子を見たときに、必ずしも信仰心だけのものではなく、真夏の辛い農作業の合間に女性たちが集まって、賑やかに話をすることで息抜きにもなったという地域コミュニティの側面もあったのだろう。
「お大師講」は最近まで続いていたようだが、高齢化によって廃れてしまったと聞いた。失ったものは本当にそれだけなのか? 耕作放棄されたかつての水田跡を眺めながら考えた。
投稿者 コミュニケーション支援室 カジカ
はじめまして。4月に入職して4ヶ月が経ちました。
生活福祉資金貸付事業や重度身体障害者移動支援事業を主に担当しており、先輩方にご指導いただきながら、日々学んでいます。宇部市社協に入職し、FMきらら(80.4MHz)での本会オリジナル番組に出演する等、新しい経験もたくさん積ませていただいています!
私は4ヶ月前までは大学生でした。
学校帰りも休みの日も夜遅くまで居酒屋でアルバイトをして、友達とご飯を食べに行ったり、ショッピングをしたり、野球観戦に行ったり...もちろん勉強もしました☆
今とは全く違う生活を送っていたこともあり、社会人の大変さ、両親のありがたみをひしひしと感じています。
入職したばかりの時は、家に帰ればすぐに寝てしまっているような毎日でしたが、親切な先輩方ばかりで、あっという間に環境にも慣れ、最近は家に帰ってまったりと野球やユーチューブを見ることができるようになりました☆
これからも毎日頑張っていきます。よろしくお願いします!
投稿者 生活支援課 NZM