令和3年11月22日(月)に「被災地に寄り添う災害ボランティアセンター運営」研修会が開催され、本会からは私を含め職員5人が参加しました。Zoomによるオンライン形式で、災害ボランティアセンターの基本的な考え方等について学びました。
災害ボランティアセンターとは、被災者を支援しようとするボランティアとボランティアの手助けを必要とする被災者をつなぐ組織で、被災された方の生活再建を目的としています。災害が起こり必要と判断された際に立ち上げられ、社協が主体となり設置・運営します。
私が、今回の研修で最も印象に残ったのは「泥を見ずに人を見よ」という言葉です。この言葉の意味は、「泥かき等は被災者の生活再建の一手段に過ぎず、被災者に寄り添った支援が大切である」ということです。災害ボランティア活動といえば、泥かきやがれき撤去のイメージが強いかもしれませんが、これらはほんの一部で話し相手や炊き出し、ペットの世話など他にもたくさんの活動があります。被災者一人ひとりのニーズをくみ取り、適切な支援を行うことが大切であると感じました。
また、昨今のコロナ禍における災害ボランティアセンターの運営では、県をまたいでのボランティアの受入れが難しく、より「地元の力」が必要となります。今回の研修を受け、次は地元の力をつけるための平時の取組について勉強したいと考えています。
災害の現場では様々なニーズがあり、誰にでもできる活動が必ずあります。このつぶやきを読まれた方が少しでも災害ボランティアに興味を持ってくださると幸いです。
投稿者 総務課 ピカピカの社会人1年生
この春から地域福祉権利擁護事業のお仕事に就き、最近ようやく独り立ちして野に放たれました。
今までは先輩の後ろで頷いていれば良かったのですが、これからはそうはいきません。
利用を希望される方に、1人で上手に説明しなければならない現実にはたと気付き、急に世界が真っ暗になりました。
こんなに漢字だらけの事業名、見ただけで「なんじゃこりゃ」となりますよね。
私もここに来て初めて目にしましたし、内容も初めて知るものでした。
しかし、担当となったからにはそうも言っていられません。
話術のない私がどうすれば分かりやすく説明していけるだろうと悶々とする中、ふと「そうだ、絵で見て分かるようにしよう」と思い、このコミュニケーションカードを作りました。
まだ数回しか活用できた場がありませんが、権利擁護事業を希望された方はカードの絵を見ながら、説明に耳を傾けてくださっています。
急いで作ったので粗削りであることは否めません。これからもっと分かりやすくなるよう改善しながら、私の話術とともに磨きをかけていきたいと思います。
投稿者 生活支援課 まる