私たちは、西宇部地区の「西ヶ丘自治会」にある「西ヶ丘自治会館」を拠点に35名のスタッフで活動しています。地域の「福祉」「健康」を目指した幅広い活動のなかから3つを紹介します。
まずは毎月開催している「喫茶よりあい処西ヶ丘」です。4グループのスタッフによりそれぞれのアイデアでお菓子を選択し、飲み物をお出ししています。毎回ギター演奏で歌を歌ったり、皆さんのおしゃべりで40名が楽しいひと時を過ごしています。この告知は、自治会の回覧やふれあいセンターにポスターを掲示してお知らせしています。
次に、今年で9回目になる「認知症SOS模擬訓練」を関係機関の協力のもと実施しています。これは認知症の理解を深め、認知症になっても住める優しい地域でありたいとの思いで行っています。今では自治会内にとどまらず地区内の宇部商業高等学校・厚南中学校の生徒さんや地区住民全体にも参加を広めているところです。
最後に「健康」の活動として「総合型地域スポーツクラブ」に参加しています。体を動かすことがこれから大事であると認識し、毎週ストレッチ運動を開催しています。また月1度ニュースポーツの紹介等もしており、参加者の増加を図っているところです。
こんな活動をしていますが、問題がないわけではありません。参加者の固定化、後継者問題等きりがありません。これらの問題を抱えながらいかに「よりあい処西ヶ丘」が「継続」できるか模索しています。