①活動内容を教えてください。
「しゃべる」は、失語症等による「コミュニケーションの取りづらさ」がある人達が、気兼ねなく交流できる場として2019年の4月に設立されました。「しゃべる」という団体名は、話す事の「しゃべる」と、土を掘る「シャベル」を掛けており、「話を掘り下げていく」、「深くお話ししましょう」という意味が込められています。宇部西在宅総合支援センター2階の「地域交流ホール」で月に1回、1時間程度で開催しています。
②活動のやりがいは?
失語症は、脳の病気やケガにより生じ、思ったように話せなくなったり、言われたことが理解しづらくなったりする言葉の障がいです。その為、他者との交流に消極的になる方もいらっしゃいます。「しゃべる」では参加者同士が「コミュニケーションの取りづらさ」を感じているので共感が生まれ、安心して話をすることが出来ています。「ここで話すのが楽しみ」、「聞いてもらえて良かった」と笑顔で言われると私は大変嬉しく思います。
③メッセージをお願いします。
失語症は目には見えづらい障がいです。その為、「コミュニケーションの取りづらさ」に加え、理解されない辛さも感じられています。私は、まずは一人でも多くの方に失語症という障がいを知ってもらう事が大切と考えています。もし、失語症で孤独感や孤立感を感じている方がいらっしゃれば、是非ご連絡下さい。「しゃべる」で一緒にお話ししましょう。