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伝えたい!地域のアクション

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災害ボランティアに参加して

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  • 2025/1/1
  • 鈴木 久幸
  • 宇部ボランティアセンター登録災害ボランティア

(1)活動内容を教えてください。
災害で被災された方を支援する災害ボランティア活動を行っています。きっかけは、遡ること平成11年の秋、宇部を台風18号が襲い、高潮で宇部空港が冠水した災害です。常盤公園では大きな木が倒れる等悲惨な状態となり、それらを片付けるために市民に協力の要請がありました。当時、私の勤務先が常盤公園の近くであったため、職員に声をかけ、有志で片付け作業に行きました。災害の復旧にはやはり猫の手、もとい『人の手』がいることを痛感した活動でした。これが私のボランティア活動元年です。
近年、日本各地で大規模な自然災害が発生しています。災害で家族を失い、思い出を失った被災者の失望の報道を見ると、あの常盤公園での活動を思い出します。一人ひとりの力は弱いけど、一人より二人、二人より三人、力を合わせれば倒木も動きます。そして必ず復旧できることを確信しています。
復旧に向け何かお手伝いさせていただきたいと、私にできる範囲で災害復旧活動や災害ボランティア研修に参加させていただいています。

(2)活動のやりがいは?
私は、被災者の方から「ありがとう」の言葉をいただくことが一番の幸せです。
「お手伝いをさせていただいてよかった」と汗をぬぐう瞬間が一番です。
ボランティアをすると言うと「あなたの自己満足でやっている」と言われることもありますが、少しでもお役に立てたら自己満足でもいいのではないでしょうか。

(3)メッセージをお願いします。
災害は無いのが一番ですが、チャンスがあればぜひ手を挙げてみてはいかがですか。スコップ一杯、バケツ一杯、重いですが一人でも二人でも運んでいただければ、被災者の皆さんに「一人じゃない。力になってくれる人がいる」と、きっと悲しみを乗り越えてもらえると思います。

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