FAL JapanのFALはファーストエイドライフの頭文字で命の第一手当と訳します。誰かのいざというとき、駆けつけ手を差し伸べることのできる人を、ひとりでも多く育成することを目的として活動しています。人は人を助けたい生き物「誰かの支えになれる」なんてこれほど嬉しいことはありませんよね。
もともと私は、被災地に行っては車中泊を繰り返しボランティアをして帰るというボランティア人。被災地を転々とするうち、避難所の人々の食事の事や、子どもたちの遊びの事、掃除、高齢の方々の健康などにも関わらせて頂くようになりました。
そうして様々な経験をし、様々な人々と接し「自分にできる事はないのか」多様なことを学びまくる日々となったのです。手話も大切なそのひとつ。宇部市社協の手話奉仕員養成講座を修了後、災害時避難所における聴覚障害者への寄添いボランティアに登録。災害時、避難所で必要となりうる手話などを主軸に、色々学ばせて頂いています。手話のスキルはまだまだですが、寄り添う気持ちが何より大切。継続は力なり!で続けています。
今では支援学校から救命の授業を依頼されて、子どもたちと手話で挨拶や自己紹介をするのが毎年楽しみになっています。いつか通訳の先生がいなくともオール手話で救命の授業をするのが目標です!そして、いざという時には、少しでも誰かの支えになれたらと思います。
他にはないこの災害時避難所における聴覚障害者への寄添いボランティアの取り組みが世界中に広がりますように。
【FAL Japanホームページの「ボランティア活動について」から様々なボランティアの様子が見れます】