新年おめでとうございます。
市民の皆さまには、健やかで穏やかな新年をお迎えのことと心よりお喜び申し上げますと共に、旧年中は本会の諸事業に対しましてご協力並びにご支援を賜りましたこと心より感謝申し上げます。
昨年4月には障害者福祉において合理的配慮が民間事業者にも義務化され、新たな社会の構築へとその一歩を踏み出しました。障害の有無に関わらず「誰もが自分らしく暮らせる」そんな地域社会へと市民の皆さまと共に歩みを進めて参りたいと思っています。施設面では、わが町のシンボルでもあります市庁舎の二期棟が春ころには完成しその威容を誇ることになります。また、これに併行して常盤通りのウォーカブルエリア化も順次進み、新たな町の形へと変化して行くものと期待しています。
『誰もが自分らしく暮らせる社会』に向けた、宇部市独自のまちづくりの取組である『第二次宇部市地域ふくしプラン』が、令和7年度にその計画期間を終えます。現在、本会では、市とともに、新たな課題、狭間のニーズ等地域課題、福祉課題に対処できる新たな計画策定の準備をしています。コロナ禍という未曽有の経験を活かしながら宇部市の地域福祉が更に深化し、住んでみたい・暮らし続けたい町として発展し続けることを願っています。時代の変化と共に福祉ニーズは変化して行き、旧来とは違う新たな課題等も出てくるでしょう。それらのニーズや課題の解決に対しまして、本会も努力を重ねて参ります。
本年の干支は乙巳(きのと・み)。努力を重ね、物事を安定させてゆくということだそうです。昨年の甲辰からの変革が進み、安定した未来へと繋がることを期待しています。新年に当たり本会は、経営の改革をさらに進め、行動指針に基づく事業活動を推進して『誰もが自分らしく暮らせる』を前に進めるべく引き続き頑張って参ります。
本年も、役職員一同引き続き、皆様の信頼や期待にお応えするため、更なる努力を続けて参りますので、一層のご支援・ご協力を心からお願い申し上げますと共に、皆様方にとりまして、この一年が幸多き年になりますように心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和7年1月6日
社会福祉法人 宇部市社会福祉協議会
会長 有田 信二郎
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